病気・医学

痛みとは『霊からのサイン』今の自分に必要なことを知る

黒猫

生きていれば、人は何かしらの痛みを経験します。突発的なケガから、慢性的な生活習慣病まで幅は広いですが、確実に言えるのは『必ず原因がある』ということです。

今回は体と精神を含めた、霊(たましい)からのお知らせと、健康について考えて行きます。

痛みの確率を下げる

痛みの種類は様々ですが、その中でも本当に辛いのは、歯や腰の激痛ではないでしょうか。

この辛さは経験してない方に、いくら言葉で説明しても伝わらないと思いますので、ピンと来ない方は想像だけで十分です。これは、男性に対して『出産の辛さ』を説明するようなものですから、痛みそのものが答えなのでしょう。

さて、日常生活でタンスの角に小指をぶつけたりしますよね。
あれは座禅でいう木棒(警策)で叩かれるのと同じで、いわゆる精神の正しです。
一応、科学的には体感の認識範囲の外側と結論付けされますが、議論するほどの話ではありません。

ただ、無差別な暴漢に襲われる以外のケガは、注意を促すものであることを忘れてはいけません。

交通事故を例に上げると、スピード狂でブレーキの遅い人は、事故を何度も起こします。
性格で言えば『短気』であり、人間関係でもトラブルが多いかも知れません。

逆に、おっとり型の人は、注意力に欠けていると追突事故を起こすことがあります。
私生活では、イライラされる側になることが多いのではないでしょうか。

ここで強調したいのは、事故を起こす人は『何度も繰り返す』ということです。
それにより、自分や相手のケガのリスクに繋がり、心には大きな負担が掛かるはずです。

『事故は自分が気を付けていても』と思う方、信号待ちでギリギリな場所に立っていないでしょうか。
変わり目の信号で、無理をしていないでしょうか。

自分の正しさを主張するのではなく、思い当たる節がないか、確率を下げる方法を考えてみて下さい。
『死』とは、常に隣にあるものですからね。

病気は蓄積

人の体は全て、摂取した食べ物から出来ています。
ですから、食事のバランスが崩れれば、いずれは体調に影響してくるはずで、病気の名前や種類は様々ですが、原因は体に入れたものなのです。

また習慣的に行っている、考え方や行動にも同じことが言えます。

頑固さが癌細胞を作り、頑張り過ぎが腰痛を招いたりすることは広く知られていますよね。
仕事をする上で仕方のないことなのかも知れませんが、それでも体に限界はあります。
若い頃は乗り切れたとしても、一定の年齢になると、そうも行かなくなるのです。

そんな時、霊は痛みとしてサインを送ります。
例えば、ギックリ腰などの『腰痛』です。

腰は体の要ですから、ここをやられてしまうと、人は起き上がることすら出来なくなります。
ついつい、腰の悪さを責めてしまいがちですが、痛みがあるからこそ存在を知ることが出来るのです。

しかし人は、治れば直ぐに忘れてしまいます。

すると次は、もっと辛い痛みを与えて来ます。
理由は単純で『この程度では気付かないから』そして『このままでは壊れてしまうから』です。

『気付く』とは『分かること』です。
分かれば思考し改善するのが、人間の知恵です。

天はその知恵を授けてくれている訳ですから、粗末にすれば確実に怒りに触れることになるでしょう。

結果から原因を知る

本来、人の体は部位の位置を感じないのが正常です。
しかし不調とは、その位置を感じることなので、明らかにおかしいのです。

ただ、原因を考えたとしても分からないことも多いですから、結果から判断する方が早いです。
なぜならば、結果とは細分化された先にあるからです。

さて、ここからが重要です。

結果から原因を探る段階まで達した時、どの部位であっても今までの負担に文句も言わず、全て受け止めてくれていたことを、知らなくてはなりません。そしてそれに気付かず、自分自身が壊していたこと、健康が当たり前だと思っていたことを、振り返る時期なのです。

今の痛みを受け止めることで、その他の部位に対しても感謝が生まれます。
体とは霊が今世を過ごす舟であり、学びにおいて大切な存在なのです。

痛みを知り受け止め感謝することで、人に対しての労いや優しさも、生まれて来るはずです。

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