日常生活で極たまにですが、今まで出会ったことの無いようなタイプの方に遭遇することがあります。
これについては、新鮮なショックと驚きを隠せないまま、ただただ運命に任せたいのです。
そこで期待するのは、自分の知らない人の領域が、どれぐらいあるのかということ。
それはまだ未知数ですが、それ以前に『人を見抜く力』について書いてみたいと思います。
つまらない人を観察する
前提として、人は面白いです。
私自身、人が大好きですし、この先も興味を持って接して行きたいと思っています。
しかし、付き合うことでマイナスとなるケースもあるので、全てが良い訳ではありません。
分かりやすく伝える為に、図を用意しました。
・一緒にいるだけで楽しくなり、機嫌を損ねない努力をしている人を『+』とします。
・『つまらない人』や『害の無い人』を『0』位置とします。
・一緒にいるだけで、危険や不快感を感じる人を『−』とします。
ここに思い当たる知人を当てはめてみると、位置関係がはっきりします。そして次に、自分自身も正直に当てはめてみましょう。不思議と近くに属しませんか?
そして『0』位置付近に、集中してはいないでしょうか。
ここで何が言いたいのかといえば、あなたの一方的な判断基準で『つまらない人』を作り出しているということです。そして、あなたの位置より『−』方向の人を見下してはいないでしょうか。
自分に正直に、じっくり考えてみて下さい。
すると、あの人への見方や、この付き合いをこのまま続けるのかどうか、もっと『+』の人に出会う為にはどうすればいいのかが、だんだんと見えて来るはずです。
心眼とは直感
直感とは『総合評価』であり、まずは自分の心眼の力量が必要となります。
経験上、人を見る目があるかどうかは、自分自身がよく分かっているはずです。
分解して説明すると『人相・話し方・文章』によって判断しています。
しかし結果を知る前に離れてしまったり、表面だけしか感じ取れずの状態で決め付けをするので、なかなか正しい判断が出来ないのが現状かと思います。色々考えて出した答えが全くの的外れで、実は最初に感じた直感が当たっていたという結果が多かったりもするのです。
ついつい難しく考えがちですが、もっとシンプルに相手を見抜く方法があるので記述いたします。
まずは、セオリー通り直感で判断して先ほどの図に、位置を当てはめます。
その後話を進め、あまりの『−』ギャップを感じるようであれば、付き合う必要はありません。
これと同時に、表面だけ取り繕うのが上手いという判断が出来るでしょう。
会話の中で、特にギャップを感じず『+−』が上下する程度であれば、あなたに合っている相手と判断できます。ここで大切なのは『−』に振れた時の相手の心理を考えてみて下さい。
理解出来るのであれば、問題無いはずです。
見抜く技
この方法について『そんなの当たり前』と思うかも知れませんが、現状の付き合いで大きなギャップを感じ、ショックを受けるようなことがあるのだとしたら、これすら出来ていないことになります。
スピリチュアルな観点で言えば『心眼』とは『開眼』でもあります。
もはや言葉で表現することは難しいですが、上記の方法を繰り返しているうちに、秘められた領域に気付くことでしょう。それさえ分かってしまえば、もう怖いものなどないのです。
直感とは『答え』であり『位置決め』です。
それが『決めつけ』にならないよう、観察心を磨くことですよね。