子供って、可愛いですよね^_^
日々の成長は何よりの楽しみであり、癒しでもあります。
子育ての環境は様々ですが、頑張り過ぎてストレスを溜めてしまう方が多いのは事実なんですよね。
子供は時と場所を選ばずに主張を続けますから、常に気を張った状態が続いてしまいます。
寝不足の中、家事はやらなければならないし、ご飯やお風呂にも苦労しますよね。
しかしカウンセリングを通じて、そんな疲れ切ったママさん達のお話を伺ってみると、実はある共通点が見えて来るのです。
理想と現実のギャップ
『結婚して家庭を持ったら、こんな生活がしたい』という理想は誰にでもあると思いますが、理想と現実のあまりのギャップの大きさに、がく然としてしまうのでしょう。
親であれば、我が子には必ず『無償の愛』を注ぐはずです。
それは本能なので当然の感情ですが、度が過ぎてしまい周りが見えなくなることもあるのです。
子供も一人の人間ですから、なかなか思うようには行きません。
そのイライラが限界を迎えると『こんなに愛情を注いでいるのに、どうして?』となり、愛情が憎しみに変わる瞬間を迎えることもあるのです。
テレビなどで見掛ける悲しいニュースは、一気に沸き起こった嫌悪感の爆発によるものなのです。
事件を起こした親の供述が『気が付いたら』や『自分を抑えられなかった』といつも同じなのは『コントロール不能状態』だったということです。
こういったニュースを観て『だったら産まなければいいのに』や『母性本能がないのか』などと批判的な声が聞こえて来ますが、実は事件を起こした親自身も少し前まで同じような批判をする側の人間だったということは、あまり知られてはいないのです。
理想を押し付けてしまう愛情
社会のルールを教えるのは親の務めですが『考え方』や『将来』までを親が決めてしまって良いわけがありません。
この表現は非常に微妙なのですが『将来困らないように』という親の愛情は、実は間違っているのです。
それは『起こってもいないこと』に対し『恐怖』を植え付けているだけなのです。
更に親が過去にやりたかったことを子供に強制し、子供が嫌がれば『あなたの為に』と言うのです。
これをもし、逆に親がやられたらどう思うでしょうか?
『人にやられて嫌なことは、自分もしない』という道徳での言葉を思い出してみて下さい。
人は経験して初めて、学ぼうと思うのです。
それが本当の勉強であり、意味のある知識なのです。
もちろん向き不向きがあるので、やっても出来ない分野もあるはずです。
この意見を、受け入れられない気持ちも分かります。
しかし『こういう考え方もある』ということだけ、覚えておいて下さい。
子供に教えるのは、答えではありません。
辿り着く為の『道しるべ』なのです。
全ての原因は人と比べてしまうこと
親は赤ちゃん誕生の喜びに『勉強は出来なくても、健康で優しい子になって欲しい』と五体満足への感謝をするものです。
しかしそんな感情は直ぐに薄れ、少しでも言葉が遅ければ不安になり、オムツが取れなければ心配になるのです。人の成長は様々ですし得意不得意もありますから、多少の差が出て当然ですよね。
どこに基準を置いているのかは分かりませんが、とにかく誰かと比べて勝手に不安になり、その矛先を子供や家族に向けてしまうのです。
これが確立されてしまうと、もはや聞く耳を持たなくなってしまいます。
そして何とか現状の考えを改めさせようとすれば、今度は怒りを撒き散らすのです。
自分を犠牲にして子供の教育に力を尽くそうとするので、もはや手が付けられなくなってしまうのです。
教育熱心の過剰がイケナイ理由
勉強をすることが、悪いと言っているわけではありません。
本人の気持ちを完全に無視し、従わなければ不安を与えることが悪いと言っているのです。
人間は産まれても、そのまま放って置かれると死んでしまう弱い生き物です。
その他に目を向けてみると、自分で立ち上がり餌を探せるほどの強さを、産まれながらに持ち合わせている生き物も、たくさんいるのです。
人間の子供は、自分の力で生きて行けるようになるまでに、親の愛情をたっぷりと受け取ります。
それはパワーを溜め込むという意味であり、多少の災いを跳ね除けられるほどなのです。
そんな時期に間違った愛情を注がれたり、逆に相手にされなかったりすると、自立の時期を迎えた時、とても不安定な運命になってしまうことがあるのです。
小さなお子様の運勢を、とても気にされているお母様からご相談を受けることがありますが、占いを怖がるよりも、しっかりと愛情を注いでいれば、何も気にする必要はないのです。
大殺界や宿命大殺界について
人には『大運』と言って、産まれながらに授かる運命があります。
これには、良い悪いはありません。
誰にでも平等に訪れる、人生のパロメーターなのです。
宇宙の全ての物質は、安定を求めようとする性質があります。
上がれば下がり、下がれば上がろうとするのです。
そして気の持ちようで、パロメーターも良ければさらに良くなり、悪ければ必要以上に悪くなる仕組みなのです。『運命は変えられる』という言葉は、ここから来ているのですね。
結局、何を伝えたいのかと言うと『根本を変えることのできない大運のパロメーターを、気持ちや思考で動かすことが出来る』ということです。
そして『そのパワーを、親が子へ授けることが出来る』ということなのです。
悩みの解決
もしも今、お子様のことで悩んでいるのであれば聞いて下さい。
難しい話ではありません^_^
親として考える『子供の幸せ』とは何でしょうか?
優秀な成績を収め、高収入を得ることでしょうか?
それが人の幸せだと信じているのであでば、それも良いのかも知れません。
ただ私が思う幸せは、自然と人に優しくし、それが巡り巡って自分へ帰って来た時に感謝をし、そしてまたその喜びを人の為に配ることの出来るようなループを作ることが出来たら、それはとても幸せで、価値のある人生になるのだと信じています。