今はとてもポジティブな私ですが、実は過去にとてもネガティブな時代がありました。
しかしながら、それがあったからこそ、今の幸せを感じられるのだと思います。
だから気付かせてもらえたことに、ただただ感謝なのです。
善と悪の分かれ道
かなり昔のことになってしまいますが、外来語でしょうか。
『ポジティブ』と『ネガティブ』という言葉が使われるようになりました。
初めは何のことだか分からず、それこそどっちがどういう意味なのかと迷いましたが、使い慣れてくる頃には言葉の発する波動を感じるまでになりました。
世の中は2つのことで出来ています。
それは『善悪』です。
中間というのはありませんが、あるとすれば『無』です。
この辺りの見解はとても難しいので、今後ゆっくり書いて行きたいと思います。
困難に向き合う気持ち
さて、伝わりやすくするために、例を上げます。
・テストで30点でした。次はもっと頑張ります。
・テストで90点でした。もうヤル気が失せました。
上記の2例から感じるものは、何でしょうか?
そう、これこそが分かれ道なのですね。
この二人はテストに向けて、それぞれ努力をして来ました。
しかし元々持っていた力の差と時間の関係で、点数には差が出てしまったようです。
ところであなたは、どちらの人と友達になりたいでしょうか?
私はファーストインパクトだと、前者と判断します。
理由は、出た結果に対して『今後どう向き合うのか?』という部分です。
二人の性格などは分かりませんが、なぜか次に期待が持てるし応援したくなります。
・今できる事を、しっかりとやる。
・今できない事も、将来できるようになるために挑戦する。
これだけでも十分なのですが、実はもうちょっと深い意味があります。
魅力があるかを考える
上記のことを、道徳的に捉える方も多いかも知れません。
しかし、私が言いたいのは『魅力があるか』という事なのです。
魅力とはオーラのようなもので、周囲を巻き込み同じ色に染める力があります。
それは勉強ができるから魅力があるのではなく、心の姿勢が現れるのです。
心に魅力が灯れば、それは見た目にも反映されます。
誰もが普段『パッと見で感じるインスピレースン』がありますよね。
あれがまさに、魅力の力なのです。
人生は折れ線グラフ
しかし、頑張っているだけではダメな場合もあります。
『努力していれば良い』とは『努力に頼る』ことにもなりかねません。
先ほどのテストの話で、90点の人は努力をしてそこまで辿り着いたのですが、次の壁を越えられずにネガティブ思考になったというだけかも知れません。
逆に30点の人は『次は頑張る』が口癖なだけなのかも知れません。
人生は折れ線グラフのように、上がったり下がったりを繰り返しながら進んで行きます。
それは誰もが同じで、平等なのです。
ではなぜ人生や気持ちに、差が出てしまうのでしょうか?
それは下がり始めた時点で直ぐに気付き、再び上がるように修正できるかどうかなのです。
投資家の株取引に似ていますね^_^
加速の話
一旦下がり始め、その状況を受け入れてしまうと勢いが付くのです。
『転落人生』という言葉がある通り、上がるよりもはるかに加速度が違います。
人生の折れ線グラフとは、天が与えてくれた運命です。
それぞれ違いますが、共通して言える事は悪い人生を天は与えてはきません。
誰もが幸せになれるようになっているのです。
それを『私はもうダメだ』となり完全に諦めてしまえば『悪』に値するのです。
人間には自己治癒力が備わっています。それは心も同じです。
その助けを無視し感謝を忘れれば、向かう方向は決まってしまうのです。
人生のスパイス
誰でも落ち込むことはあるでしょう。
しかし、落ち込んだ時こそ『今の幸せ』に気付けるチャンスなのです。
困った上司がいれば、それは『その他の人が、いかに素晴らしいか』に気付けるチャンスなのです。
そうやって天は時々、スパイスを与えてくれるのです。
その時に『おっ、チャンスが来た』と思えると『善』の道へ進めるのです。
なかなか簡単には行きませんが『心の持ちよう』とはそういう意味なんですよね。