近年、日本や世界では今まで以上に大きな災害が、観測されるようになりました。
これは長い地球の歴史から言えば、当然の動きです。
昔から計り知れない年月を掛け、地球は変化を続けています。
ですから地球もまた『一つの生命』として、捉えることが出来るのです。
残念ですが無力な人間には、その大きな力を止めることは出来ません。
もし力を加え止めることが出来たとしたら、その後更に大きな天変地異が起きてしまうのです。
逃げる本能
人間から見れば、災害とは悲惨なことでしかありません。
それは動物も同じですが、少し違う部分があります。
動物達は『住めない』と判断すれば、安全な土地を探して移住を繰り返すのです。
これは『エサを求めて移住する』習性から来ています。
人間にも遊牧民がいて、モンゴルなどでは季節が変われば移動する民族もいます。
現代では少なくなりましたが、結局は人間も動物も本能は同じです。
その証拠に、日本人は中国大陸から渡って来たとDNAが物語っているのです。
人間は知恵を進化させ、その土地で一生暮らしても安定して食料が手に入る、農業や養殖の技術を確立させました。これにより手間の掛かる移住を、必要としなくなったのです。
留まることの危険
人は仕事や結婚などの事情にもよりますが、基本的には長く同じ地域で暮らします。
家族を持ち土地を買い、家を建てたりすることもあるでしょう。
そこへもしも災害が起きたら、家が崩れてしまうかも知れません。
しかし土地の権利があるので、なかなか移住する訳には行かないのです。
そのまま災害が終われば、再建をし復興を目指すのですが、長く続くことも否定は出来ません。
その土地に留まるということは、二次災害の危険を高めることにもなるのです。
離れることの危険
しかし一時的にでも土地を離れることが出来ない、人間ならでわの悩みがあります。
例えば家畜農家は、多くの動物の世話をしなくてはなりません。
工場も動かし続けることで、保たれるものがあります。
冷蔵庫と同じで、サイクルを止めてしまうと、今あるものがダメになってしまうのです。
更に、災害で壊れた家に、泥棒に入る人がいるんですよね。
どちらが良いのか
では移住型と定住型では、どちらが良いのでしょうか?
答えはどちらも、同じなのだと思います。
それは一生災害を経験しない人もいれば、何度も出くわす人もいるからです。
同じ土地で、長く安定している時代もありますし、どこへ行っても大荒れな時代もあるのです。
動物達にとっては『災害』ですが、地球にとったら『成長』なのかも知れませんからね。
スピリチュアルな観点
ここまでは地震が『不運』ではないという考え方でした。
ここからは、私が感じるスピリチュアルなことをお話したいと思います。
現在は、熊本地震から1週間ほど後(2016.4.21)です。
実は今月の前半、宇宙エネルギーが大量に降り注ぎました。
これは今年1年で、3回しかない期間なのです。
その直後の4月半ばに、地震が起こりました。
エネルギーですから良いものと考えるかも知れませんが、実は違います。
『良いものはより良く、悪いものはより悪く』するのが、エネルギーの特徴なのです。
例えばその時期に、多くの人から悪い波動が出されていたとしたら、宇宙エネルギーにより増幅し災害の引き金になる場合があります。
天変地異の意味
更に神は、人々に『気付き』を与える為に天変地異を起こすのです。
恐ろしい表現になりますが、かつて繁栄をもたらした巨大文明が消えてしまった理由はこれなのです。
文明が発展すれば、力の象徴を示す為に戦争が起こります。
それは神の教えとは真逆の行為であり収拾がつかなくなると『滅ぼす』ことで元に戻すのです。
今回の地震は、神の警告でもあります。
国や国民の向かう方向が、どこか間違っているからでしょう。
こんな大変な時でも、ニュースではネットの誹謗中傷問題が取り上げられています。
ですからこれは、九州だけではなく国全体の問題でなのす。
実は来月の中盤からも、同じ規模のエネルギーが地球に降り注ぐことになっています。