気持ち・思考

『恨み』とは絶対に消えない念であることを知る

首無し地蔵

精神的な学びの中で『幸せ』を説く際、切っても切れないのが『許し』の概念ではないでしょうか。
表面的に『恨み』とは『悪』に分類されがちですが、そもそもの原理原則に沿って考えてみると、そう一概には言えないはずです。

今回は『恨み』という得体の知れない感情の『真実』に迫ってみたいと思います。

感情の向きを知る

まず、テーマの方向性を正す為『恨みの向き』から考えてみましょう。
言葉のアヤになるかも知れませんが『許し』とは自分も含まれる範囲です。
しかし『恨み』は相手に向けた感情なので、常に自分から外へ向けた視点なのです。

自分を許すと他人も許せる話 - MiyabiyNoCafe
自分を許すと他人も許せる話 - MiyabiyNoCafe

自身の感情の中で、最も扱い辛いのが『許し』です。『怒り』のような爆発的なエネルギーは時間が経てば解決しますが、許せないモヤモヤは停滞し続けるので、ベースラインを下げてしまいます。これが定着してしまうと ...

『許し』については、上記リンクで詳しく触れています。
一見、同じような印象を持つかも知れませんが、分別を知ることで対処方法が見えてくるのです。

許せない原因

様々なケースがあるので納得出来ない場合もあるはずですが、まずは第三者目線で環境を見つめ直してみて下さい。

さて、許せないことの初期症状は『妬み』であることが多いものです。例を上げると『芸能人が許せない』となった場合、そのほとんどがテレビなどから受ける印象であり、直接何かをされた訳ではないはずです。
この感覚を身近な環境に置き換えてみると、実は一方的な印象で決め付け、その思い込みがいつの間にか『許せない』へ繋がっているかも知れません。

この部分は『合わない相手とは関わらないこと』を前提とし『相手を変えようとしないこと』で解決が見えてきます。
立場を逆にすれば分かる通り、相手が自分を変えようとしてきたら腹が立ちますよね。
要は相手を認めていないなどの、ランク付けをしているから不愉快になるのです。

結果、許せないことの最終局面は『許そうとしない自分を許すこと』です。自分の中で勝手に怒りを育て、抑えきれないほど大きくしてしまった結果であり、飼犬に噛まれるような状態と言えます。まずは根本である自分を許し、心を緩めることで、霊(たましい)を成長させることが出来るのです。

恨む原因

『恨み』とは、いじめや暴力など、直接攻撃を受けた場合の怒りの感情です。これは実態(嫉妬など)のあった『許せない感情』とは違い『無から生まれた念』なので、もはや防衛本能レベルではなく、とことん相手の不幸や死を望むので、簡単に解決出来る話ではありません。

実例は戦争で実行されており、敗戦国を皆殺しで滅ぼすことにより『リスクである生存者の恨み』もろとも消滅させていたことです。とても残酷ではありますが、理屈はしっかり通っているのです。

根本『恨み』とは消えない念なので解決は出来ませんが、対処するならば『無は無に帰す』しかありません。現実的な範疇は『忘れてフタをすること』なのでしょう。アニメや映画などで観る『邪悪な魔物を封印する話』の根源は、正に『恨みの念』なのです。

最大の恨み

恨みの原因は様々ですが、最も大きなエネルギーを生むのは、家族の命を奪われた場合です。ニュースなどの裁判事情を見れば分かる通り、加害者の死をもって被害者の死を受け入れようとする流れに尽きます。

これこそが、無は無に帰し治めるしかない極論です。

もはや霊(たましい)レベルなど関係無く、もしこれを受け止めることが出来るのであれば、それは悟りであり神の領域なのです。そうなれば修行である輪廻転生の必要が無く、生まれ変わることはありません。

恨まれない生き方

『恨みっぽい』という低階層の霊は『許せない』だけであり、分類は『恨み』ではありません。
この境目は一見難しいようですが明らかなので、判断出来れば恨まれずに済むまずです。
例えば教育の過程を『いじめ』と捉えられたり、正論を『冷酷』とされることもあるでしょう。
いずれにしても言霊に恨みっぽい念が込められている相手とは、距離を置くことです。

さて、極論ではなく日常生活の中にも『恨みの念』は多く存在します。
ここで問題なのは、加害者に罪の意識が無いということです。

しかし、相手の逃げ道をふさぎ危害を加えた場合は、恨まれる覚悟を持たなくてはなりません。
なぜならそれは偶然ではなく、意図的に起こした犯罪だからです。

恨まれる人は、恨む人の気持ちが分かりません。
また、恨む人は恨まれる人の気持ちも分かりません。
これは決して交わることの無い感情なので、そもそもの火種を発生させないことなのです。
結局、両者の感情を想像出来る人が、恨まれない生き方を選択するのです。

人は未熟であり、感情の起伏を意識しなければ魔が差す性質があります。
それを欲望のままに生きてしまうと『恨みの念』に携わることになります。

恨みの末路は『死』であり『滅び』です。
だからこそ、絶対に関わってはならないのです。

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