トレーニング

人付き合いから学ぶ『第六感』の鍛え方

摩周湖

人の多くは『五感』を頼りに生活しています。
その感覚が誰かと同じであれば、安心を得られる回路になっているようです。
そして気が付くと『根拠の無いルール』を作り出してしまっているものです。

やがてそれが、時として自分を苦しめてしまう原因になることもあるでしょう。
今回は目的を明確にし、楽しく生きる為のコツを提案したいと思います。

 シンプルさを追求する

前提として記載しておきますが、私にはこれといった悩みがありません。
こんな表現をすると疑われてしまうかも知れませんので、一応解説しておきますね。

イメージとして表現しますが『悩みの種』が飛び込んで来た場合、それをいつまでも持っていると根を張り出します。それがしっかり根付いてしまうと『悩み』として定着してしまうと考えています。

勿論、生きていれば毎日色々なことが起こりますが、その都度選別し解決する習慣を身に付けるのです。
選別を意識すると分かりますが、悩みに成長しそうなことは、それほど多くありません。

悩み
『痩せなくてはならない』という悩みがあります。
解決
運動や食事制限をしてはどうでしょう。

悩み
それが出来ないから、悩んでいるんです。
解決
出来ない理由は何ですか?

悩み
面倒だからです。
解決
行動しないと、絶対に叶いません。

このやり取りを見て、バカバカしいと感じるかも知れません。
しかし日常での悩みやストレスとは、この程度のことなのです。

それを蓄積し慢性化させ、勝手に悩みとして受け入れてしまっているのではないでしょうか。
取り巻く環境は様々ですが、シンプルに選別しようとする思考が大切なのです。

根本的な話

ここまで読んで『タイトルのわりに内容が薄くない?』と感じている方がいるかも知れません。
そう、薄いのです(≧∀≦)

しかしあなたが今、固定観念に縛られ苦しんでいるとしたら、絶対に必要な話です。
いくら頭の良い人でも、根本的なことをスルーしてしまっては意味がないのです。

実はこの領域は『盲点』になりやすい部分を持ち合わせています。
『人のことは指摘出来るのに、自分のことになると分からない』という感覚ってありますよね。

それって、何かが邪魔してると思いませんか?

ところで『興味の無いことは見えない』という事実があります。
少し前までは全く興味がなかった分野に対し、何かのキッカケで魅了されたことはないでしょうか。
すると世界の見え方が、全く変わってしまうほどの衝撃を受けることがあるのです。

子供が産まれた父親が『この街にはこんなにも多くの子供が住んいたのか』と今までは見えなかった日常に気付くという話は、まさにそれです。

また、霊のステージも極端に違う相手とは話が通じないことがあるはずです。
これは高速道路で、同じスピードの車が止まって見えることと同じなのです。

この辺りをじっくり考えてみると『根拠の無いルール』が邪魔をしていることに気付くのです。

根拠の無いルール

『根拠の無いルール』とはすなわち『思考』です。『思い考えることは悪いことなの?』となるかも知れませんが、そもそも『良し悪しを決めたい』という思考こそが五感の結末です。

この辺りの話になると、一気に難しくなるかも知れません。
一つの意見として聞き流す程度の方が、理解しやすい場合もあります。

五感とは『視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚』であり、実在するものを感じることです。
自分の中だけで感じるのであれば『感覚』になるのですが、それを伝えようとすると『思考』になり言葉へ変換する作業が必要になります。

すると『良し悪し』を決めたり『人はどう思うのか』という概念が入ってしまいます。
また、今までの経験に左右される部分もあるので、ますます複雑になり結果としてファーストインパクトが薄れてしまうことになるのです。

ある程度、正確に伝えたいのであれば、一緒に同じ体験をする以外はないはずです。
何が言いたいのかというと、変換した時点で別物に変わる事実を知ってもらいたいのです。

人はそれぞれであり、親子であっても交わることはありません。
それと同じように、感覚も人それぞれです。

勿論、五感とは天が与えてくれた授かりものであり、否定対象ではありません。
しかし、正しく活用出来ているかというと疑問が残ってしまうのです。

第六感とは直感

人は性質に支配されているので、ついつい常識の枠を求めてしまいがちです。
しかし、人間の感覚は五感だけではありません。

五感が『物質』だとすれば、第六感はまさに『直感』です。

直感とは経験を元に瞬間で感じるインスピレーションであり、そこには思考が入らない為、本当の自分の意見です。更にこれは『ハイヤーセルフ』と繋がっているという利点もあります。

ハイヤーセルフとの対話から霊の声を聞く - MiyabiyNoCafe
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第六感の鍛え方

さて、本題である第六感の鍛え方ですが、前提として過去の経験(失敗)を大切にすることです。
例えば、人付き合いで嫌な思いをしたとします。
それで意外に多いのが、また同じ相手に対して同じ内容を繰り返してしまうことです。

・今度こそ、分かってくれると思った。
・相手が変わってくれると信じていた。

こんな感情が湧くと思いますが、これは自分を正当化しようとするアフターケアなのかも知れません。
少し時間を戻し、前回の結末を思い出してみると答えが分かります。

・もう付き合うのはやめよう。
・次は自分の領域を主張しよう。
・出来ないことは、事前に伝えよう。

このようなことを感じていたのかも知れません。
そしてそれは、今回の始まりに直感として降りていたはずです。

それを思考により、どかしてしまったのではないでしょうか?

実はまず、その事実を認めることです。
気付くことこそが、次の一歩のキッカケとなり、解決にもなります。
ただ『女の直感は当たる』とかいうものとは全く別物ですので一緒にしないで下さいね。

さて、何か判断材料があったとします。
その時に浮かんだファーストインスピレーションを記憶して下さい。
とにかく思考せず、スピード重視です。

その後の結果から、自分の判断がどうであったかを考えてみて下さい。
繰り返すことで、自分の直感の凄さを体験することが出来るようになり自信にもなります。
これが潜在能力を引き出す、最も単純な方法です。

この時点で『それって普通のことだよね?』と思う方は、既に直感で生きているか、もしくはまだ全く意味が分かっていないかのどちらかです。

簡単なように思えて実はなかなか難しいですから、とにかく行動しなくては身に付きません。
そしてあなたの周りの人間関係こそが、手っ取り早い学びの教材なのです。

一見、ワガママに聞こえますが『自分はどう感じたのか』を大切にしてみて下さい。

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