人間にとって仕事とは、一生掛けて取り組むべき大切な学びです。
今の日本は食べられない世の中ではありませんが、大元を辿れば『狩り』に値するので行かないという選択は命の危機となるのです。それでも仕事に対しての悩みが無くなることはありません。
今回は仕事の意味や考え方を、スピリチュアルな観点も含め考えてみたいと思います。
目次
仕事のシンプルさを知る
当たり前過ぎて説明すると嫌がられてしまいそうですが、仕事とはお金を頂く為の労働です。
人の気分や体調は毎日様々なので、それに応じて辛い日もあるかと思いますが、仕事は仕事です。
組織になれば、評価や考えが異なることは明らかで、それなりにストレスも生まれるかと思いますが、何れにしてもお金を頂くという前提を忘れてはいけません。
『そんなことは、分かってるっ!』と言いますが、その後に来る言葉は決まっています。
『でもねっ』と切り返すんですよね^_^
だからと言って『仕事は辛いもの』と考えるのも間違っています。なぜならば、一生の時間のほとんどが仕事をしているからです。それが辛いということは『生きることは辛い』となってしまい生まれて来た意味が、分からなくなってしまうからです。
私の中で『仕事は遊び』だと思っています。
ところで『遊び』って真剣に遊びますよね?
そして、楽しもうとします。
真剣に向き合うからこそ、楽しくなるのです。これって法則なのです。
これの逆で『私を楽しませてくれる人』という表現をする方がいますが、間違いなく魅力のない人です。
本来一人では効率が悪いので、人が集まり会社となって働くんですよね。相乗効果が目的なのに、お互いに潰し合っていては意味がありません。もっと協力して業績が伸びれば、それぞれが豊かになることを理解していないのです。また、理解しにくいシステムなのでしょうね。
仕事の種類
ところで『職種』って、いっぱいあるんです。
もし仕事をしていないとか、つまらないのであれば、仕事の幅を狭めてはいないでしょうか?
『仕事ってこんなもの』と勝手に決め付けてはいないでしょうか?
しかしその原因は、過去にあるんです。
親とか先生ですね。
もちろん全てがそうだとは言いませんが『将来はどうするの?』と聞かれたことがある人は、結構いるはずです。そもそも、まだ社会に出ていない学生に『決めろ』ということ自体がおかしいのです。とりあえず色々やってみて、その経験から合っている仕事が見付かるわけですからね。
スピリチュアルな観点で話すと、仕事とは仕事に呼ばれるようになっています。もし過去を振り返り、仕事に呼ばれたことが無いと思うのであれば、やり方が悪いということです。
一番イケナイのは『一生懸命働くと出世してしまい、責任を押し付けられてしまうから頑張らない』という考え方です。コンテストでも何でも、真剣に取り組まない人が選ばれることがあるでしょうか?
それと全く、同じなんですよね。
仕事とは一生同じことをするのではなく、節目節目で切り替わるようになっています。それは時代や経済が動いているからなのです。それに伴い人の考え方も変わります。一生懸命取り組む姿勢とは、変化に合わせ、舵取りを行うような感覚になります。
すると、次の手掛かり足掛かりが見付かるのです。
仕事の意味とは何か
世の中には様々な仕事がありますが、全てに共通して言えることがあります。
それは『人の為』です。
例えば物作りをする職人がいるとします。
良い商品を作り、買ってくれたお客さんが喜んでくれることが一番ですよね。
そしてその先に、対価として頂いたお金が入り、笑顔で感謝されれば嬉しくなるものです。
するとまた『頑張ろう』となれるわけですよね。
このサイクルの順番を見てみると、まずは『人の為』です。
そして結果『自分の為』になります。
この順番が重要なのです。
ここまでは当然の表現かも知れないので、もう少し掘り下げてみると、自分の作りたい物を作るのではなく、お客さんが必要としている物を作るのです。『売れて良かった』ではなく『売れた上に喜んで使ってくれて良かった』とならなければイケナイのです。
自分の作りたい物を作るのは、自分が満足したいからです。
とにかく人の為に人の幸せを願い、形にすることでいずれは自分に返って来るものなのです。
そして『お値段以上』を心掛けます。
そして結局の意味は、自分の為となるわけですよね。
人の為と書いて『偽』と読むのは、そういった意味があるのだと思います。
転職について
一昔前、転職は悪いこととされていました。
一流大学卒業後、一流企業に入り一生を暮らすことが親の願いだったからです。
ところで、親は完璧ではありません。
親の考えは20年も30年も遅れています。
それに従い続けると、上手く行かなくなるかも知れないんですよね。
勿論、それで上手く行く人もいるので、一つの意見として聞いて下さい。
現在では、転職率も離婚率も増えています。
これは『自分の意思で選べる時代になった』ということの現れでもあります。
人間は必ず間違える生き物ですから『良いと思って入った会社が、そうでもなかった』や『良いと思って結婚したけど、それは間違いだった』ということも起こります。
自分で『これはおかしい』と思うのであれば、方向転換しなくてはならない時もあるでしょう。
仕事も結婚も、生活を良くしたいが為にすることです。
しかしそれが原因で病気や不幸になるのでは、改める必要があります。
なぜならば、何かが間違っているからです。
結婚については『しない』という選択肢もありますが、仕事はしなくてはなりません。
転職とは恥ずかしいことではありません。
今までと違うことばかりで、新しいことを覚えなくてはなりませんが、それを面倒と思うのであれば今までと同じでしょう。ここで漁をしていたけど上手く行かないから、向こうの漁場に切り替えたという考えで、やることは同じなのです。
スピリチュアルな観点
仕事に対して覚悟しプロ意識が芽生えると、背後霊が助けてくれるようになります。
以前、守護霊と背後霊の違いについて書きましたので、興味があれば読んでみて下さい。
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『守護霊と背後霊からのメッセージ』私達は確実に守られている - MiyabiyNoCafe
私達は常に愛され、守られています。これはとても単純でありながら、難しい表現です。人の考えはそれぞれですから、信じられない ...
背後霊とは一人ではありません。その都度、必要な霊が付くのです。
例えば職人さんには、生前職人だった背後霊が付き学びを与えならが助けてくれるのです。
するとその道で生活が出来るようになります。
ですから、趣味程度では付かないのです。
自分の技術を世の為に使うこと。
それさえ心掛けていれば、さ迷うことはないのです。