医療には『東洋医学』と『西洋医学』が存在します。
同じ医学なのだから、お互い手を取り合えば良いのにとも思うのですが、やはり説明のし辛い部分や優先順位があるので、結果どちらかに偏ってしまう気持ちも分かります。
実際に知人のお医者様は『気については、どうしても説明が付かない』とおっしゃっていましたが、私としては『気』を感じられるわけなので微妙です。
だからと言って、どちらが正しいとか間違っているという話ではありません。
今回は『答えの出せないこと』からスタートしますが、それを踏まえた上で『気エネルギー』の種類についてお話ししたいと思います。
『気』とは何か
『東洋医学』と『西洋医学』を比べると『昔と現在』というイメージになる方も多いと思います。
元々、占いを信じ手術は『神に背く行為』とされていた時代もありましたから、その考え方に差やズレが出るのは当然です。
西洋医学は細菌やウィルスを発見するなど、目に見える存在を『有り』とする部分があります。病気の原因が発見されれば薬を使って撃退し、癌細胞が大きくなれば、手術で取り除くなどの方法を取ります。
反面、東洋医学は気持ちや感情を重要視する為『病は気から』という考え方が基本です。
薬という意味では『漢方薬』も同じですが、細菌やウィルスを直接撃退するのではなく『自然治癒力』と言う人間の持つ本来の機能を高めることにより、改善へ向かわせるのです。
『気』とは『エネルギー』の一種で、体の中に『元気という気』が増えれば元気になるし『弱気という気』が増えれば病気になるわけで、目には見えませんが、誰もが感じられる存在なのです。
『気』の流れ
気の流れを、一つづつご説明いたします。
・肉体の中に霊体が備わっているという考え方である。
・気エネルギーには種類があり、チャクラにより繋がっている。
・体全体からオーラを発している。
・電気に例えると、左半身が+極(黄色)で右半身が−極(青)である。
・気功治療とは外部から気を送り『肉体の気エネルギー』を活性化させる治療である。
・カウンセリング治療は『霊』に働きかけ『霊体の気エネルギー』から活性化させ肉体を治療する。
東洋医学の治療は『内気』と『外気』の2種類のアクセス方法があることが分かります。
食事や環境からエネルギーを体内へ取り入れ、体の中で循環させることで細胞を活性化させます。
それを育てたり蓄えたり、オーラとして放出したりするのです。
『気』の出入り口
一つややこしいのは、オーラの入口と出口です。
・左手から吸収し、右手から放出する。
・両手から気を出す。
・体全体からオーラを出し、同じく全体で吸収する。
シーンによって表現や理論は様々ですが、出入り口は体全体と考えて下さい。
ただ、手の平はとても敏感な場所なので、取り入れるにも排出するにも効率が良いのです。
西洋医学に置き換えて『口から食べる・肛門から排出する』や『点滴を打つ・汗をかく』ということを思い浮かべて頂ければ、分かりやすいと思います。
ここで邪気を遮断する方法を、書いておきます。
嫌な場所や合わない人達の輪の中を、通過しなくてはならない時があるかも知れません。
そんな時に有効な方法は、下記の2つです。
・発するオーラを強め、外部からの影響を受けにくくする。
・左手の親指を内にして握って隠す。
シーンにもよりますが、前者は気付かれやすくなるので、特に攻撃的な相手のいる場合はやめた方が賢明です。後者は知っていれば簡単に出来き、気付かれることもないので、かなり有効な方法です。
霊のレベル
簡単そうで難しいのは、怒りや憎しみの感情を抑えることです。
表に出さないにしても、内心は燃え上がってしまうものです。
そして火を付けた張本人は、全く気にしていないのが現状なのかも知れません。人間ですから気分を害されれば怒るのは当然ですが、いつまでも引きずってしまうのは時間の無駄ですよね。
一度燃え上がったとしても、直ぐに考え方を方向転換し平常心へ戻れたら、かなり穏やかな人生になることは間違いありません。
この技はまさに『霊のレベル』に比例します。
昔勤めていた会社に立場はかなり上の人で、直ぐにカンシャクを起こし周りに当たり散らすような人がいましたが、あっという間に癌になり死んでしまいました。
生前の性格が影響したのか、誰からも心配も同情もされず、寂しい最後だったようです。
自分の感情を抑えられずに苦しんでいた、かわいそうな人でした。
逆に、仲良くさせてもらっている友人の中に、人に八つ当たりをされたとしても反発するどころか、まず自分の非を先に考える方もいます。
そうこうしている間に、相手は攻撃を止め反省を始めるぐらいなのです。
『霊のレベル』が高い人には、絶対に勝つことは出来ないのです。
『気』にしないという技
私はそこまでの霊レベルではありませんが、今世は『気にしない』という技を使っています。
簡単に言うと、合わない相手には近寄らないのです。
こちらが気にすれば、気のエネルギーで相手に伝わってしまいます。
けれど、無視したり避けたりするのではありません。
『無の存在』と思うのです。
そうすれば、たとえ相手がいる空間でも楽しめますし、後から思い出すこともありません。
『気』を遮断するわけですから、相手からしても張り合いがない存在になるのです。
コツとしては、自分の中にスイッチを作るのです。
誰とでも同じように話しながら、スイッチだけを切り替えます。
難しいように聞こえるかも知れませんが、何度かやれば意味が分かるようになるはずです。
東洋の神秘
今回の話は、信じられない人からすれば訳が分からない理論かも知れません。
特に強要するつもりはありませんが、知っておいた方が絶対に得です。
体の不調に直面し気の流れや仕組みを学び始めると、原因を探る為に一つづつ遡るという考え方が出来るようになります。結果、自分の不摂生や考え方への見直しへと辿り着くのです。
それを素直に受け入れられた時、あなたはもう一つ上のステージへ登り始めているのです。