今までも、いくつか『宇宙エネルギー』について、お話して来ました。信じる信じないは個人の自由なので押し付けたりはしませんし、知らなくても困るようなことではありません。
さて、ヨガの流行により『チャクラ』という言葉は、一般的にも知られるようになって来ました。
しかし今回のテーマである『クンダリーニ』については、それほど知られていないはずです。
今回はもし興味があれば、知っておくだけでも意味があると思うので、記載することにしました。
目次
チャクラについて
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人間本来のエネルギー『チャクラ』の存在を知り呼吸と気を整え霊感を高める - MiyabiyNoCafe
一言で説明すると、体の『気の出入り口』になります。『気』とはエネルギーですから『元気という気』が増えれば元気になれるし『 ...
まず、チャクラについてですが過去に触れているので、上記リンクをご確認下さい。
東洋医学の『気功』という概念を前提としています。
人間の体には7つのチャクラが存在しており、場所は体の中心である背骨ラインです。
瞑想と共に意識を集中させ、また移動させることで活性化します。
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正しい呼吸法による気功瞑想チューニング - MiyabiyNoCafe
大自然の中で生活することにより、多くの宇宙エネルギーを受けることが出来ます。しかしそれは、現代の人間社会では難しいですよ ...
瞑想に欠かせない『呼吸法』については、こちらのリンクで説明しています。
呼吸を整え瞑想をすることで、精神の安定向上と宇宙エネルギーとの繋がりを感じられるようになります。
感覚や説明には個人差があるので、絶対にこうなるとは言えませんが、とにかく霊の向上を目指すことに変わりはありません。
隠されたクンダリーニ
昔から、一般的には出回らない知識という分野が存在します。
クンダリーニもその一つであり、どうやら表向きにはせず、隠された存在のようです。
感覚として、教えないけど聞かれれば答えるという感じでしょうか。
そうやって昔から、一部の人の為に語り継がれて来たようです。
まず初めに示しておきたいのが、クンダリーニ覚醒は危険ではないということです。
『最悪死に至る』という表現を目にすることがありますが、これについては覚醒時に生じる体の不具合(順応)に対してで、それほど心配する必要はありません。
こういった部分も含め、やはり表に出ない原因の一つかと思います。
また、西洋医学の進歩により『気』自体が存在しないものとして、位置付けされつつあるのです。
クンダリーニ上昇
チャクラについて理解されたものとして、説明いたします。
クンダリーニは第2チャクラ(丹田)と関係が強く、その辺りから高揚感と共に上昇し最終的に第7チャクラ(頭部頂点)より放出されます。これにより、覚醒されたとなるわけです。
第2チャクラは位置的に『性』との関係性がとても強く、ここへエネルギーが集中すると性欲が増して行きます。ですからクンダリーニ上昇の予兆として、気持ちの高揚が起きるのです。
このクンダリーニ上昇は気の登り方から『蛇』とされており、じわじわと上昇するのですが、抜け切れずに滞ってしまうこともあります。それは、何とも気持ちの悪い感覚なのです。
すると高揚感が一気に途絶え、エネルギーが小さくなってしまいます。
死に至るようなことはありませんが、とにかく元気がなくなるのです。以前相談を受けた女性がそうでしたが、私がお勧めしたのは『欲への執着』です。それは感情のままに生きることとです。誤解を招くといけないので記載しますが、欲の解放には限度があります。少し回復した時点で、軽い運動とパートナーとのSEXを進めました。結果として精神も肉体も安定し、本来の気の流れを確保出来たようです。
クンダリーニ覚醒
イメージとしてですが、クンダリーニ覚醒とは全てのチャクラの共鳴を表しています。
上昇から放出し覚醒することで、一つ上の霊のステージへ移動すると思って下さい。
ただこの時、体には悪寒が走ったり高熱が出たり、痛みが出たりすることがあります。
しかしそれは病的なものではなく、また強い不安でもありません。
やがて頭部頂点から放出されるのですが、この時に味わったことのない至福感を感じることが出来ます。
オーガズムと表現しても良いのかも知れません。
クンダリーニ覚醒のその後
クンダリーニが覚醒すると、エーテル体(体を取り巻く気の外側にあるエネルギー)も活性化されます。
すると霊能力・超能力が開発され念能力が向上します。
分かりやすく言えば、アンテナが長くなる感じでしょうか。
また、人を引き付ける魅力も開花します。
これについて私は一皮剥けた『脱皮』を連想しています。
覚醒後の注意点
実は瞑想修行によりクンダリーニが覚醒されたとしても、良いことばかりではありません。
いくら霊のステージが向上しても、人間であることに変わりはありません。
理由として人は常に向上し続けるわけではなく、降格もあるからです。
一般的に霊力とは、無いのが普通です。
言い方はアレですが、色々見えたり聞こえたりすることは基本的には『おかしい』のです。
それでも備わった訳ですから『世の為・人の為』に使うべきなのですが、持ったばかりにふんぞり返ってしまう霊能者も多いのです。テレビなどを観て、そう思う方も多いと思います。
これについては霊力に関わらず、お金や地位も同じことが言えます。
覚醒出来ても出来なくても、正しい生き方に重点を置くことに変わりはないと思います。