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自滅を続ける人は自分で気付かずに毒を吐いている特徴があった

海,砂浜

誰かに迷惑を掛ける訳でもなく普通に生きているつもりなのに、なぜか人生が上手く行かなかったり、辛いことが多く起きてしまうという人がいます。

その感覚から人生自体に疑問を感じ深く悩み苦しんで、いくらもがいても抜け出せなくなってしまうことがあるのです。

はっきり言ってしまうと、それって絶対におかしいのです。
もしかしたら、自分の知らない自分がいるのかも知れません。

本当に正しく生きているのか。
今一度、自分に説いてみて下さい。

自分の正しさを伝えたい習性

まずは一番多いというか、人間の習性に基づいているのが『毒を吐く』という行為です。
それでそのことを指摘すると、怒り出すか黙るかのどちらかです。

それが分かっているので何も言いませんが、それにより人生のバランスが崩れているのだとしたら、一度は耳を傾けてみる価値のある話だと思うのです。

さて日常生活で人と接していれば、何かしら自分が不利だと感じることが起こるものです。
誰でも心理の奥底では自分を優先して考えている訳ですから、当然と言えば当然でしょう。

例えば『知り合いを街中で見付け、挨拶をしたけど無視された』となることがあったとします。
この話のオチを聞いてみると、いくつかの答えが出て来ました。

・コンタクトレンズを落としてしまった状態だった。
・絶不調の体調か精神状態だった。
・人を探している状態で、それ以外が目に入らなかった。
・実は双子の兄妹だった。

これらの事実を知った時、最後に関しては納得出来るかも知れませんが、それ以外は『でも普通は気付くよね』となってしまうことが多いのです。

理由として、まずは自分を正当化する為に正しさを追求するからです。
更にこのようなことが起これば『同意を求めたい』という心理から誰かに話したくなります。

気が付くと自分が有利になるよう外壁を固めて話し、誰かの同意が得られると、スーッとした気持ち良さを得られる仕組みです。

自分は気付かずに毒を吐いている

さて、あなたの気持ちは安定を迎えましたが、悪口を言ったという事実が残りました。
でも『悪口ではなく、説明を聞いてもらっただけ』となるかも知れません。

しかしそれは、聞いた人の受け止め方次第でしょう。

これが第三者を通じて『あなたが文句を言っていた』となる可能性もあるのです。
そのことについて良い悪いではなく、原因を自分で発信したことは事実なのです。

ここで知ってもらいたいのは『現状維持』には労力が必要だということです。

現状維持は『0を0のままにする』という意味になりますが、何もしなければマイナス方向へズレてしまうのです。今回の話に当てはめてみると、日常の不都合を常に正常化する努力を自分から行わなければ、どんどん後退してしまうという意味になります。

多少なりともイライラを感じた時は、どのように受け止め、どんな形で出せば良いのかを考える必要があり、この努力が『0を0以上にする』という人間力になるのです。

まずは『気付かずに毒を吐いていること』を知らなければ、変えることは出来ません。

自分の毒で自分が苦しむ

ここまでは誰にでも当てハマりそうな、些細な気付きについてのお話でした。
しかしこれが積み重なり、日常化してしまうと人相に現れるようになります。

以前、知人の言葉が毒っぽくなって来たことがありました。
それで『それはそうじゃなくって、こういう考え方も出来るよね』と方向転換させようとしたのですが、相手からすると『同意を得られずに気持ち良くない』となる訳です。

結局『あんまり悪口は言わない方がいいよね』と言うと『それなら話をする意味が無い』となってしまったことがありました。要は話をすることでストレス解消していたようですが、聞いているこちらにしたら、つまらないの一言です。

しかし本人はどれほど相手を不快にさせているかにすら、気付かなくなってしまっているのです。
この状態が毒による『マヒ』なのです。

やがて人が離れて行き、毒を吐く人達の集団に飲み込まれて行きました。
言葉とは、その人自身を表しますから意識して気を付けなくてはなりません。

負のサイクルから抜けられない苦しみ

明らさまな人というのは、霊のレベルが極端に低い為、自身の状態や周りに与えている迷惑に全く気付けていないので、パッと見でおかしいと分かってしまいます。

今回の対象になる人とは、見た目も中身も普通です。

『文句』というのは大小があるので『自分は大丈夫』となりがちですが、実際に人生が上手く行かずに苦しんでいる人達は、ほんの些細なことが原因なのです。

特徴として精神の弱さを持っており、傷付きやすい自分を守る為に攻撃的になったり、霊レベルの高い相手を見ると自分と比べ、ついつい自己嫌悪に陥ったりするものです。

友人に電話をかけまくったり、かまってちゃんであったり、やたらと子供を心配したりと一見良い人そうに見えて、一緒にいると疲れるタイプであったりもします。

簡単に理由を示すと、今の幸せに気付けていないのです。
統計でも生活レベルが『中の上』の層の人々と出ていますから明らかなのです。

これまで自分で築いた人生のスタイルですから、なかなか変えることは難しいかも知れませんが、まずは自分の状態を知ることです。そして絶望するような状態では無いことも理解しましょう。

そしてやはり『言葉』を変えることで、自身の内側がほぐれることを知って下さい。あなたは十分幸せでありながら、それを理解しているにも関わらず、実感出来ない感性に悩み続けているだけです。

大丈夫。
ここまで読み進められたあなたは、必ず方向転換出来るはずです。

正しさを示すと、いずれはケンカになります。
食い違った時は、常に相手の意見が正しいと考えてみて下さい。

譲ったとしても、大したことではないはずですからね。

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