一年の中に『四季』があるように、心にもまた、サイクルがあります。
スピードや感覚は人それぞれですが、今を知ることで未来が分かります。
思考が勝り、埋もれてしまった心を取り戻しながら、感覚に任せてみては如何でしょうか。
今回は霊の成長段階で起こる『流れ』について考えて行きます。
自然の流れのイメージ
水は『高い』から『低い』に流れます。これだけだと『転落』を思い浮かべてしまうかも知れませんが、蒸発により再び『高い』へ上がります。
誰でも知っている知識ですが、捉え方によってイメージが変わるはずです。
人生のサイクルとは、右側の図のような『円のサイクル』をイメージした方がスムーズに回ります。
どんなシーンにも『意味と価値』があり、平等であることを感じて頂きたいのです。
そして悪いものなど、一つも無いのです。
心は四季ではなく『五季』
霊(たましい)の成長段階で経験するサイクルは、5個です。
種まき・忍耐・変動・収穫・整理
これは『四柱推命』などの『宇宙の法則』を元にした考え方でも同じですが、細分化されているかどうかで、その数は変わって来るのでシンプルに分けた場合と捉えて下さい。
また、単語表現も様々なので、何となく感じて下さい。
それでは、一つずつ見て行きましょう。
種まき
直感で『興味がある』と感じたことを『向いている・向いていない』を考えずにやる。
共に歩む人との縁がある時期。
忍耐
第一の壁があり、覚悟を試される時期。
芽が出なかった種を手放し、方向性を定める。
変動
習得した知恵と技術を使い、揺るぎないものへ定着させる。
仕事・人・物の『要る・要らない』を決める。
収穫
『育てたもの・育てなかったもの』の結果と向き合い、まいた種を刈り取る時期。
手にしたものを、有効に使う。
整理
『種まき・忍耐・変動・収穫』の原因と結果を受け止め反省をし、次の種まきに備える。
気持ちを切り替える為の、準備期間。
今の位置を知る
今現在、あなたはどの位置にいるでしょうか。
重複しているように感じることもありますが、それは『迷い』です。
心が安定している時に、霊へ問い掛けることで分かります。
分からなければ、さかのぼって当てハメて下さい。
前後が分かれば、今が分かるのです。
慢性的に分からないという方もいますが、手にしているものを見れば分かります。『私は何も手にしていない』となるかも知れませんが『生きている』事実がある以上、何かを持っているはずなのです。
他人の意見ではなく『自分で感じ決めたこと』そして『そこから得られたもの』こそが、これからの人生を生きる為に必要な、宝なのです。