人生が上手く行かなくなり、悩み苦しんだ時、人は『この世に生まれてきた意味』に直面します。
ぐるぐると悩み、疲れ切り考えることを止めると、いつの間にか忘れてしまうものです。
しばらくして、同じような状態になると『私はいつもこうだ』と悲観的になってしまいます。
そして何も得ることが出来ず、人生をつまらなくしてしまうのです。
もしも『この世に生まれてきた意味や役目・役割』を知ることが出来たらどうでしょうか。
あれこれ悩まず、まっすぐに信じた道を突き進めるはずです。
しかし、簡単に信じられないのが人間です。
今回は『己を知る方法』を記載したいと思います。
人に教えてもらう方法
分からないことは人に聞くという方法があります。
これは簡単そうですが、実は難しい話です。
ちなみにこの例えは、職人さんが技術を教わるような真似をするイメージとは違います。
なぜならば、意味や役割はそれぞれが違うからです。
もはや考え方の領域なので、鵜呑みには出来ません。
ここまでで疑問を感じている方は、次のことを思い浮かべてみて下さい。
漠然とですが、大きな悩みがあるとします。
そこであなたは、友人や家族など数人に相談をしました。
答えはそれぞれ違っており、正論から的外れなものまで様々です。
あなたは、ますます悩んでしまいました。
整理して考えると、みんなの答えは提案であり、一意見です。
そもそも人間は、考え方も常識も受け取り方も色々です。
更に回答者の人柄や経験、信頼度などもあり混乱します。
結局、聞いておきながら腑に落ちない態度を取ってしまい、相手も不快な思いをするのです。
そこで行き着く先は『占い師』でしょうか。
占ってもらうと、今までの態度が嘘のように信じることもあります。
これがまさに、人間の思考の謎なのです^_^
この辺りの『謎』は本題と違うので、また何れ書くとして、とにかく自分が納得出来るかどうかです。
前提として『自分を納得させてくれる人』を探す行為は、霊レベルを見ると下の下です。
これは、自分で探し考えるという気持ちがあるかどうかでしょう。
気持ちを切り替え受け止める感覚になれば、相談した相手の言葉の聞こえ方が変わってくるはずです。
生まれた理由を知るキッカケ
生まれた理由に対しての思考は、3つに分類されます。
・本当の意味で分かった人。
・探し続けているけど、分からない人。
・考えもしない人。
上記でどれが良いかと言っても、答えは出ません。
探すことが学びでもあるし、考えない方が悟っているとも言えるからです。
一番イケナイのは、考えもしない人を馬鹿にすることでしょう。
考えないのは、考える必要がないからで、困っていないのです。
ところで、知る方法はまだなの? と言われそうですが、ベースがなければ分かり難いのです。
人間の中に宇宙があるという考えがあります。
人は宇宙から誕生し、そして地球に住んでいます。
そして命のエネルギーにはサイクルがあり、それを循環させる流れがあります。
人間は一つの細胞が成長し完成します。
視点を変えて見るとその小さな細部は、人間のどの部分にもなれることになります。
これを宇宙に当てはめてみると、人間は宇宙の縮図です。
だから元々は、同じだという意味合いです。
人と宇宙は繋がっているので無限の可能性があります。
役目に気付けばそれが解放され、地球へ注ぐエネルギーとなるのです。
すると地球が幸せになり、結果的にあなたにも幸せが注ぐということです。
分かり辛いとは思いますが、これが繋がれば役目が分かります。
通常は、お金だったり地位だったりと、自分の幸せを願うはずです。
人に『すごいね』と言われたいという、外から内の流れです。
しかしこれでは、真の役目には出会えません。
役目とは、内から外に向けて放つ『無限の愛』なのです。
このサイクルが分かった時、今まで別々だったことが、一つのラインとして繋がります。
もちろんこれは全ての動植物にも言えることであり、あなたの役目はあなたにしか出来ません。
無限の愛はサイクルであり、循環させるものです。
愛とは命であり、増えたり減ったりするようなものではありません。
ですから、あなたは愛を止めてはいけません。
無限の愛は尽きることはないのです。
『意味・役目・役割』を知る方法
今回の話は、はっきり言って難しいです。
しかし知る方法は、上記を理解するしかないのです。
完全にサイクルの繋がりを感じることが出来れば、自然と降りて来るものなのです。
嫌にならずに続けられ、自己犠牲でなく喜ばれ、そこから学んで成長出来ること。
これは潜在意識に刻まれており、生まれる前に決めてきたことなのです。
人は一人で立たなくてはなりません。それは人々の輪の中でも同じです。
ちょっと、想像してみて下さい。
・聞き役
・誰かのフォロー役
・まとめ役
・つなぎ役
・流れを変える役
・壊す役
・意見を押し通す役
色々ありますが、いつもあなたはどの役でしょうか?
一見悪そうなものもありますが、時として必要だったりもします。
勿論善意としてですが・・・。
その役を買って出て、事がどう運ぶでしょうか?
最終的に良くなるのでしたら、それがあなたの役目です。
逆に悪くなるようなら、間違っているのです。
あなたが犠牲となり、その場が上手く行く場合も違います。
サイクルを循環させることに集中し、じっくり考えてみて下さい。
必ず答えが見付かるはずです。