宇宙の法則

守護霊や背後霊は成仏してないの?

浅草,小舟町

『守護霊など、自分を守護してくれる霊(たましい)は成仏してないの?』
先日、こんな質問を頂きました。

確かに成仏したのであれば、この世にいること自体に疑問が湧きます。
更に、自身の成仏そっちのけで他人を守ることは、お人好し過ぎます。

今回は霊の成仏について、考えてみたいと思います。

死ねば分かること

スピリチュアルを含めた霊(たましい)の話は、突き詰めると矛盾に突き当たることがあります。
しかし、それに明確な答えを求めることは不可能です。

なぜなら死後の世界の有無は、死ななければ分からないからです。

更に宗教観点からすれば、言われは様々なので、正しさを主張するとケンカになります。
『精神論』とは幸せになる為の考え方で、ケンカの材料ではありません。
ですから、このブログで紹介している内容は、一意見のファンタジーとして捉えて下さい。

守護霊を感じる

一旦責任逃れをしておいてなんですが、霊の存在を感じることは事実なので話を進めます。
その前に、霊の種類について触れておきましょう。

守護霊・・・御先祖様(例外有)の一人が守ってくれる
背後霊・・・必要に応じ複数集まり、手助けをしてくれる
不成仏霊・・・死に気付かず、恨みや未練を持ち漂う

まず守護霊は、基本的には御先祖様の一人で、自分より少し霊レベルの高い方です。
人は肉体の死を迎えると、あの世で『来世生まれ変わる為の修行』が始まります。
その修行の一環に『守護』があり、この世の人間の手助けをするのです。

背後霊も同様で、担当を持たない霊が自身の得意分野を生かし、協力して人を助けます。

しかし、浮遊霊は違います。

殺されたり事故にあったりして、死んだ事実に気付いていません。
また気付いていたとしても、強い恨みや未練があり、そこを離れようとはしないのです。
この度合いが軽ければ浮遊霊なのですが、重くなると悪霊となってしまいます。

ちなみに『不成仏霊・浮遊霊・地縛霊』と呼び方と意味合いは様々ですが、成仏出来ずに、さ迷っている霊であることに変わりありません。

守護霊も背後霊も成仏している

人を守護する使命を持った霊は、ちゃんと成仏しています。

人は今世で前世までの因果を果たし、やり切れなかったことを来世に託します。
ただし、生まれ変わる条件として『幸せになること』が絶対です。
前項でも触れましたが、未熟な霊はあの世でも修行を積み、来世の準備をするのです。

このサイクルこそが、輪廻転生です。

先祖の成仏

先祖を辿り相関図にすると、膨大な情報量になります。
当然、成仏していない霊も多く存在するのです。

時代背景も現代とは違い『戦』続きでしたので、仕方のないことでしょう。
しかし、そんな御先祖様の成仏を促す方法があります。

それが『先祖供養』です。
供養と言うと、霊媒師が出て来る印象を持つかも知れませんが、そうではありません。

守護してくれる霊に感謝し、その繋がりである御先祖様に感謝すること。
すると、守護霊が不成仏霊である先祖を、成仏へと導いてくれるのです。

更にこれは、天にとっても嬉しい行為です。

なぜなら『幸せになる約束』をして送り出した霊が戻らず、行方不明になっているからです。
これを手助けしたとなれば、天はあなたに運をもたらしてくれることでしょう。

苦しみの理由は霊にあり

人が生きる上で『悩み』とは無くなりません。
そもそも物質界の学びは、それぞれが主張する人間関係にあるからです。

そんな環境の中、自身の内部で起こる『葛藤』に苦しめられることがあるはずです。
これは、感じ方や考え方に左右されるものであり『分かっていながら決め切れない迷い』です。

実はこの背景に、不成仏霊の影響もあります。
『天使と悪魔』と表現すれば、イメージしやすいでしょうか。

人は『気』が弱まると、不成仏霊の影響を受けやすくなります。
『霊に取り憑かれる』状態であり、酷くなると『ミイラれる』となります。

この状態は大変なストレスであり、とても苦しいです。

しかしこんな時こそ、自身の霊の声を聞き突き進むことで、乗り越える強さを得られるのです。
逆に流されてしまうと無気力になり、どんどん負のサイクルへと落ちてしまいます。

ですから、極限状態に達した時『これは不成仏霊の影響であり、本来の自分ではない』と思考を切り換えることにより、振り払うことも出来るのです。

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