スピリチュアル

皆既月食『スーパーブルーブラッドムーン』からのスピリチュアルメッセージ

スーパーブルーブラッドムーン,皆既月食

2018年1月31日は、3つの現象が重なる『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』という皆既月食が観測されました。地球規模では35年ぶりなので、地域によってはかなりレアな現象だったと言えます。

これをスピリチュアルな観点で吉と捉えるか、はたまた凶と捉えるか、意見は真っ二つに別れるものですが、何れにしても怖がることはありません。

今回は皆既月食から読み取る、宇宙エネルギーについて考えてみたいと思います。

月と地球の関係

今回の現象をシンプルに説明すると『太陽・地球・月』の順番で一直線上に並びました。これにより太陽の光が地球に遮られ月に届かなくなり、満月でありながら欠けて見えたということです。
もっと『皆既月食』について詳しく知りたい方は、別途、調べてみて下さいね。

『天体ショー』のビジュアル面は、何となく分かりました。
しかし、これによるスピリチュアルな影響には疑問が残るはずです。

さて、月と地球の関係ですが、他に類を見ないほどのバランスで成り立っています。身近なところでは、潮の満ち引きや女性の月経などが知られていますよね。その他にも、引力で位置関係や起動を保っており、ゆくゆくは生命の奇跡にまで話が繋がるほどなのです。

引力で海水が変動したり、地球全体を覆う地層やプレートにまで影響がある訳ですから話は宇宙規模であり、無力な人間にはどうすることも出来ません。しかし、全ての物質は安定を求めて動くので、自然現象は『その過程』に過ぎないのです。

歴史から因果を学ぶ

今回のような天体ショーが話題になると、必ずネガティブな意見が上がります。
これはネット社会になる前からの現象であり、もはや人間の危機管理本能なのでしょう。

さて、ここで例えを上げます。

ゼリーを作るとして、材料を溶け込ませる為に、一旦熱を加えますよね。
これを冷ませば完成なのですが、気の早い人は待てずに食べ始めてしまいます。
しかし表面は固まっていても、中はまだ冷え切らない液体なのです。

これについては『当然だ』と言うのですが、地球規模だとそうも行かないようです。
その証拠に、プレートが動きマグマが噴火すると『世界の終わり』と騒ぎ出す人々がいるからです。

ここで注目したいのは、過去の皆既月食です。
歴史はウソを付きませんから、結果を見れば答えが見えるはずです。
調べてみるとその前後に、大きな改革や災害が発生していることが分かるでしょう。

このエネルギーこそが、安定へ向かう動きの過程であり、宇宙の法則なのです。

エネルギーの分岐点

『スーパームーン』は距離が近い時の満月であり『皆既月食』は『太陽・地球・月』が直線上に並ぶ為、引力が強まります。これは掃除機をほっぺたに近付ければ、なびくように、引力が強まればプレートに力が加わるのです。

また、相互でバランスを取っているので、何かしらの摩擦が起こります。
するとズレが発生し、その後、修復しようとする変動の力が加わるのです。
この仕組みこそがサイクルであり『宇宙は生きている』という表現に繋がります。

これらを踏まえ『皆既月食』の影響について考えてみましょう。

いわゆる星回りとは『個人の運勢』程度になりますが、天体同士の位置関係は『宇宙規模』の話になります。これによりエネルギーは『変わり目に達した状態』となるのです。

変わり目とはキッカケなので、大きな政権が終わりを迎えたり、新しい改革がなされたりすることでしょう。ただ、人間の時間感覚とは違うので、結果が見えて来るのは数年後になる場合がほとんどです。

大きな歯車が転がるイメージなので、簡単に止めることは出来ません。力を合わせれば、少しづつ向きを変えることは可能ですが、間違った方向に向かわないとも言い切れないのです。

スピリチュアルメッセージ

『スーパーブルーブラッドムーン』から、大地震を想定する方が多いと思います。
現在、地球は『放出の時期』を迎えているので、火のエネルギーが強まっていることは確実です。
日本列島に留まらず、世界の火山活動が活発になっていますが、この状態はこの先も続きます。
そして、やがてはバランスを保つ為、氷河期のような冷やす時期が訪れるのです。

しかし、それは大きなサイクルの一部なので、安心して下さいね。

ただこれと同様に、人間社会にも大きな影響があります。
それについてのメッセージを受け取っているのでお伝えします。

それは『言い方や伝え方を考える必要がある』というものです。

20世紀は『戦争の時期』だったので、強さこそが正しさでした。
しかし、21世紀は権力ではなく、質が問われる『魅力の時期』に入りました。

これが示すのは『今あるものに感謝し、上手に使う』という意味が込められています。
物でも人でも、どうすれば最善かを問われているのです。

今、私達は分岐点に立たされています。
しかしそれはレールのような一本道ではなく、気付けば修正可能な道なのです。

月があるから地球が保たれ、太陽があるから光と影がある。あの人に気付きを貰い、それを考え、より分かりやすい形で伝えていくサイクルこそが、これからを生み出す原動力となるのです。

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